面接のコツ
〜対面編〜
到着時刻について
10分程度の余裕を持って面接を受ける企業の受付につくのが良いでしょう。しかしここで注意すべきなのが建物ではなく受付に着くという点です。中にはビルの構造は複雑になっていたり、高層階にあるために建物についてから企業のオフィスに着くまでに少し時間がかかる企業も存在します。その点も考慮しながら家を出る時間を考えましょう。
また早く着きすぎることもあまり良くありません。面接官がまだ他の仕事をしていたり、面接の準備をしていることがあるからです。早く着きすぎたと感じた場合は会社の外で時間を費やすと良いでしょう。
また交通機関の遅れなどで止むを得ず遅刻してしまうことがあるかもしれません。その場合は遅れると分かった時点ですぐに企業の方に連絡しましょう。正当な遅刻理由であれば企業の方も受け入れてくれるはずです。
挨拶・礼儀について
入室時や着席時の挨拶は相手の顔を見つつハキハキと行いましょう。初対面の面接官相手に人見知りしてしまう気持ちもわかりますが、これができる人とできない人では大きく印象が変わります。また実は忘れがちなのが退出時の挨拶です。受け答えが終わり安心してしまう瞬間ではありますが、最後まで気を抜かないようにしましょう。
また、案内から退出まで指示を待ちすぎるのも良くありません。着席などは指示を待つほうが良いですが、挨拶や適度な気遣いは自分から主体的に行いましょう。特に着席時に面接官がいらしたときなどはしっかりと起立して挨拶することがマナーとなります。
・相手の顔を見る
・起立して挨拶
・明るい表情で
×指示待ち
エチケットについて
「面接中の極意」でも述べたように対面お面接では内容以外の部分も大きく評価されます。中でも特に見落としがちなのがニオイの部分です。自分では利確しにくい部分ではありますが、直前にニオイのきついものを食していると匂いが伝わってしまうこともあります。
またそれを避けるためにつけた香水などの匂いがキツすぎるということにも注意しなければなりません。香水などをつける場合は程よい香りのものを選びましょう。
話し方について
面接中の話し方にも少しコツがあります。「会話のキャッチボール」を意識するということです。人間は90秒しか集中して話を聞けないとも言われているため、一度の返答を90秒以内を目安に収めるということを意識してもいいかもしれません。これを意識することで面接官により自分の話を理解してもらうことができます。
しかし、僕たち学生としてもアピールしたいこと、話したいことはたくさんあると思います。しかしあまり長く話しすぎてはいけない。そこで意識すべきことが「相手の質問を誘導させる」ということです。あえて微妙なところや気になるとこで話を切ることで、会話のキャッチボールを成立させながら自分の話したいことを話すことができます。
逆質問について
どの面接でも最後に逆質問の時間を設けてくれます。自分を自由にアピールするチャンスですが、少し間違えると逆に悪いい印象を与えかねない時間でもあります。例えば少し調べればわかることや熱意が低く見られる質問などは印象が悪く写ってしまうでしょう。給与や福利厚生といった面接の場では聞きにくい質問はOB訪問などで聞き、面接の場では「その社員だからこそ知っていること」を聞くのが良いと思います。
また、質問する際に質問の意図も伝えると良いでしょう。具体的にどういったことが知りたいかが明確な方が面接官も答えやすい上に、自分の人柄などについて具体的に想像してもらいやすくなります。特に就活の軸に沿った質問は意図がわかることで軸の詳細まで伝えることができるため、意識して見ましょう。